6月9~12（木~日）秋田駒ヶ岳(1637ｍ)岩手山(2038ｍ)八甲田大岳（1584ｍ)夏山登山
1日目 高速利用室蘭フェリーターミナルへ、時間があまりフェリー乗船前に乾杯。
部屋は一等寝台で個室、落ち着きますね〜
2日目 翌朝06:30青森着。明日から天気が崩れる予報、予定では秋田駒ヶ岳でしたが急遽岩手山に変更、登山口は馬返より。
ここで今回現地合流秋田のお客さんがわざわざ来ていただきましたが山の変更と岩木山はきついということで今回は一緒には歩けませんでした、残念。
09:40登山開始。
コイワカガミやチングルマを見ながら高度を稼ぐ。新道と旧道の分岐に出て新道へ。
すぐに梯子状の登山道となるが歩幅が適度で歩きやすい。最初の1合目までの標識がやけに長く感じられた。5合目付近ではガレ場となる。1730ｍ点で傾斜が緩くなり八合目避難小屋へ、北海道の避難小屋からは想像出来ないゴージャスな作りでした、ありたいことに水もジャンジャカ流れている。
遠目でふつうの作りの不動平避難小屋を過ぎていよいよ岩手山最後の登り。
今回は外輪山を時計周りで向かう。縁に出るまでの小石を引き詰めた登りは3歩進んで2歩下がるといった具合で大変登りずらい。
稜線上はお地蔵さんが等間隔で並んでいる。2038ｍの山頂からは明日登る秋田駒ヶ岳が見えるはずだが今ひとつわからない。
下りは新道側にも入ってみたが雪がビッチリと沢地形に残っていて結局旧道。難儀な下りでした。
大まかに田沢湖の東側から乳頭温泉へ移動。私自身ひなびたランプのある宿に泊りたかったでしたが今回の宿「休暇村田沢湖高原」は近代的な作りで対応もよく好感がもてました。
3日目 今ひとつの天気の中「かもしか駐車場」へ移動、皮肉なことに今日から8合まで一般車両が入れた車道は交通規制がかかりマイカーは入れません。
公共バスにて八合目駐車場へ。
まずは片倉岳展望台へ、時折日本で最深を誇る田沢湖が望める。阿弥陀池の畔を通り阿弥陀池避難小屋へ、雨足がきつくなりここでカッパを着込む。
最高峰の男女岳山頂へ、ここの登りはこれでもかというくらい木道の整備が行き届いている。
山頂からは大パノラマの予定でしたが大ミストで何も見えません。
下山後再び避難小屋で休憩、横岳を経由して焼森へ。
ここはコマクサの群生地だそうだがさすがに季節的に早く密生した葉のみ地上に出ていました。
子沢の渡渉付近では残雪が山程残っていました。
８合目に下りあとはバスを待つのみ！しかしすでにバスが止まっている？登山者の姿も見えるが…。そのバスは僕らが着いて10分後に出発！？改めて時刻表を見ると今のが乗るバスじゃないですか。なんてことはなく私が時刻表をしっかり見ていませんでした…トホホ。
無駄に出来た次のバスが出る1時間を時に売店を冷やかしやっとバスの人に。
車に乗り今度は目指せ古牧温泉。途中盛岡でレーメンを食べてひたすら国道4号線を北上。
しかしこれが長く時にのろのろ走る先行車のテールランプをイライラと眺めながら高速で行けば良かった〜と後悔していました。
初めて泊る古牧温泉は巨大な施設でどこが玄関なのかも解らない。
奥行きの広い内風呂で汗を流し胃を刺激するアルコールでぐっすりと眠れました。
4日目 翌朝の天気予報は無情にも雨、せっかく北海道からわざわざ来たのに…が！朝早く外の様子を見るとそんなにひどくはない、朝早く宿を出発。
途中コンビににて朝食を補給して今山行最後の八甲田山大岳へ向かう。酸ヶ湯温泉の？駐車場到着。
があいにくの小雨、カッパ上下を着込み出発時計とは逆周り「地獄湯沢」から登る。
ところがここでは今だに残る残雪が登山道を覆い隠し悪意をもった？ヤブが前面をふさぐ。デポ旗が常に正しいとは思いませんが赤い布切れを見つけるとホッとしていました。
傾斜も緩くなり仙人岱避難小屋への分岐を確認して大岳の登り、すでにビッチリの雪で冬ツアーコースを示す「竿標識」がコース上に残っている。一面は濃いガスの中。
踏み跡と竿標識に導かれて高度を稼ぐ。
登りラスト20分は予想に反して登山道に雪がなく山頂直下の鏡沼も青々としていました。
待望の山頂は風が強く記念写真のみ写し風のない所で一休み。残雪の下りは早く順調に下る。
車までもう一息という所で何やら人の声が…登山道から下部の沢地形に道に迷った登山者がいてこちらの存在に気づき無事登山道に合流できました、ヨカッタヨカッタ。
酸ヶ湯駐車場に出て青森へ、本来なら八甲田のお湯につかり〆としたいがあまり時間も無く後ろ髪引かれる思いでフェリーターミナルへ。
行きと同じく一等寝台で入浴後改めて乾杯。酔いもさめ仮眠もし一路室蘭から札幌へ…。
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