2021年4月プチ山行記


411日(日)札幌岳ミニ本谷(晴れ) ピッケル・アイゼン
このルートは札幌岳豊滝ルートから山頂東面の急斜面をピッケル&アイゼンで登るルートです。
標高385mのゲート前に停車だが雪が林道上に全く無い…これはかなり雪不足で苦戦の様相を予想していたら伐採があり運搬車も入っていて除雪していました。
雪はしっかりと450m分岐から現れる。
スノーシューもザッグにくくりつけているがツボ足でも全く埋まらない。標高940m付近よりアイゼン・ハーネス装着でアンザイレン、コンティニュアスで登りました。
時々膝程まで埋まるが全体的にアイゼンが効いて登り易い。
沢筋は例年より雪は多いと感じる、山頂から空沼方向の出だしが急なのでここではロープを設置。
概ね豊滝コース上の尾根を下山するが時々急斜面も出て来るので気が抜けません。
抜けるような青空で遠くにぼんやりと日高山脈も望め素晴らしい天気と展望でした。
スノーシューは結局ず〜〜っとザッグの上で出番なし。
 

 

417日(土) 斜里岳(強風・小雨) 山スキー山行 
取りつきの根北峠に向かうが風が強くなってくる、天気予報でも厳しいアナウンスで行ける所まで行こうということで出発。ほぼ市町境界線沿いに進むが林内はそれ程風の影響は受けなく順調に標高800m付近へ。
ここからパンケワニナイ川右股沢地形にトラバース気味に下るが所々藪が出てきてこのコース取りもそろそろ限界ですね。
沢内は積雪充分だが標高を稼ぐに比例してガスも濃くなってゆき上部では風がグワングワンと唸りを響かせている。視界20m程で沢地形二股三股と出て来る度に地形図とGPSとにらめっこ。
1376コルまで進みここでスキーをデポしてピッケル&アイゼンに足回りを変更。コルより上部稜線上はほぼ9割方雪が無いが確実に高度を稼ぐ。
思った程風は無くこれは登頂可能かと思い馬の背コル手前のピーク肩に出た瞬間爆風の洗礼。反射的に耐風姿勢をとり全く動けない。
ゲストもこのようなシチュエーションには慣れていて同じく微動だにしない。
ここでこれ以上は無理と判断してそろりそろりと撤退しました。
厳しい条件下でここまでこれただけでも御の字でした!
 

42223日(木〜金) 天売島オロロン鳥保護活動
今年もやらせて頂きました。
波が高く3日間の札幌待機で実質2日間の赤岩対岸での作業。
今回はやっと阿波さんも参加でやはりこの先輩ガイドがいないと作業が進まない。
日程の関係で私は2日間の作業となりましたが引き続き残って作業した皆さんお疲れ様でした!

                  

42425日(土〜日) トムラウシ山
今年は山スキーでの催行。
1日目山中テント泊だがスキーを担いでテント装備、スタートは雪が無い…。
とりあえず登山道沿いに登り標高850m付近でやっとスキーを履ける。
やはりスキーは担ぐものではない!
テント設営後夕方から雨…翌朝もグズグズの天気だったが6時頃天気も回復し行ける所まで行きましょうということで出発。
前トム平を過ぎて標高1750m付近での強風で引き返す。
今回は参加者3名のチームワークも良く色々とありましたが私自身楽しんでガイドもさせて頂き来年のリベンジを決めて帰路へと着きました。
皆さんお疲れ様でした!
 


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