2008年6月プチ山行記


   61()  写万部岳 雨 

 長万部は降水が少ないと判断して行ってきました。写万部岳の前に静狩湿原でしたが雨で現地まで行くが今回はパスしました。写万部岳も小雨の中何も見えない山頂となりました、ハハ。


                      

   63() 赤岩入門 晴れ 
 
恒例のロープの結び方(
8の字、マストノット)とやり懸垂下降はバックアップをとっての降り方もやってもらう。トリコニーバンドルート、東のチムニー右カンテルート、ピナクルリッジ4p目、4段テラスと登ってもらい、初参加のYさん頑張りました。


                   


   64() 定山渓天狗岳 晴れ 
 
 急遽プライベートの依頼で定天に行ってきました。お客さんはサクラソウモドキを狙って行き見事写真に収めました。他にもニリンソウ、踊子草、シラネアオイ、ミヤマアズマギク、ベンケイソウ、など結構お花全開。下部トラバース、僕は左から巻いて行きました。ただここは行過ぎると迷い路に突入しますのでご注意を。登山終了後定山渓湯の花にてのんびりと


    画像提供KYさん  

68() 積丹岳 晴れ 晴天の中登山口へ、随分と車が目立つ、どうやら今日は山開きらしい。他にもタケノコ目当てだろう登山者とはあきらかに違う山菜とりの服装をした人達も数多く見かける。9合目より上部に少し雪渓が残っていた。山頂は多分積丹山岳会の人達だろう結構な人数だ。生憎余別岳山頂は雲が掛かっているが大きな滝のように流れている。数年前まで余別岳山頂まで測量のため刈り別け道が残っていたが現在はヤブになっているだろう。滑り易くまた横枝が多い登山道を慎重に下る。温泉は積丹岬の湯にて。

      

610() 八剣山&小天狗岳 晴れ 参加者が少なくお客さんの要望とこちらの都合(^^ゞ で八剣山&小天狗岳に決定、八剣山は平日にも関わらず結構な人数とすれ違う、おまけに道に迷っていると思われる一団にも出会いました。小天狗岳は階段の急登がなかなきつい。こちらは以外に色々なお花に出会えました。コケイラン、ベニバナイチヤクソウ、ノビネヂドリ、フデリンドウ、ヤマシャクヤクなど、そういえば八剣山にはチャボカラマツとエゾスカシユリがありました


                 

612() 赤岩登山靴での登攀 晴れ この山行は将来北アルプスでの大キレット縦走やジャンダルム縦走を考えている方に少しでも力添え出来ないかと思い考えました。当日は胎内巡りコースをコンティニアスで往復、ここ結構迫力あります。その後登山靴で東のチムニージェードルルート、トリコニーバンドルートを途中までですがトップロープで登ってもらいました。普段はクライミングシューズで登る所も登山靴だと一段レベルUPで面白かったです。


         

61415(土〜日) 大千軒岳&当別丸山 晴れ 1日目は本来知内丸山の予定でしたがダニが多いという情報から当別丸山に変更。出発間際までにわか雨が降っていたが見事に晴れる。この当別丸山、以外に侮れなく登りの連続!さらに驚いたことに「ギンリョウソウ」が沢山ありました。白い蘭もあり「ササバギンラン・笹葉銀蘭」かと思われる。途中の展望台からは函館山も望める…無事登り知内町の宿「清八」へ、とても親切な旅館で大変豪勢な食事でした。翌朝6時に出発、松前町から延々と長い林道を進み新道登山口へ、オオバキスミレ、チシマフウロウ、ツマトリソウ、シラネアオイ、山頂から旧道方向にはミヤマアズマギク、ハクサンフウロ、チシマキンレイカとまさにお花のオンパレードでした。千軒平では多すぎる登山者に少々うんざりし、旧道に下る。途中から僕が先行し車を取りに行く。それにしても旧道に入った途端熊の糞が目立ちました。下山後入浴おまけに小沼近くの「日暮山」より駒ヶ岳と大沼を見てきました。さらにおまけラッキーピエロにてパスタを食べて札幌へ。


    

                 
                            

617() 臨時赤岩 晴れ 久々のSさんとの赤岩ツアー、ノマド以来です。まずはご希望のファイアーマンの前にNEWルートのヒノミヤグラにトライ。下部は遠いホールド、上部のハング手前乗越しは右手縦カチがポイントか? ファイアーマン、出だしは細かなフットホールド、中間逆三角形ホールドは右手親指の腹を使っていったが微妙だ、多分もっといいムーブがあるのだろう。Sさんは前回(多分78年前)1歩も登れなかったらしいが中間逆三角形まで登れました。続いて奥チムニーフェース右ルート。44フェースおはよう、おやすみと登り終了。何か登るごとに調子が出てきたSさんでした。


            
         ルートは44フェース「おやすみ」5.10a

619() 樽前山 錦岡コース 晴れ 僕自身も初めてのコース、出発前に色々関係省庁に問い合わせたがすっきりした回答も無く当日に。樽前ガローを過ぎて地図とにらめっこをしながら車を進める、時に路上の石をどかしながら進みあれよあれよと林道終点まで入れました。周りはすでにエゾイソツツジとマルハシモツケのお花畑。まずは西山に登り樽前山神社を経由山頂へ。下り神社からの正規コースは全く踏み跡などなし。躊躇しましたが…なるべく高山植物を踏まないように下り車に戻りました。今回は運良く?入れましたが次回はまるで検討つきません。

           

621() 迷沢山(1005) 晴れ 冬でのアプローチが一般的ですが近年梅沢さんの「夏山ガイド」にも掲載され臨時山行で行ってきました。当日取り付きの上平沢川林道ゲート前にはすでに数台の車が止まっている。
上平沢川の左岸に駐車スペースがあり
45台は駐車可能。登山準備も出来スタート。淡々と林道を進み出だしはタニウツギが目立つ、ハクサン千鳥、ノビネ千鳥もあるが植生は乏しい。
標高825m付近、送電線の下では地形図とは実際は違い注意が必要。地形図上山頂「迷」字付近より踏み跡を使い山頂へ。生憎景色がガスのためだめでした。下山はフキを取りながら下山、小金湯でのんびりとして帰りました。

                  

622() 臨時山行 場所は明記しません。今回は写真のみコメントはなしです。横殴りの暴風の中何とか登りました。


625() 長万部岳(972) 晴れ 洞爺サミットのため検問の多い中長万部取り付きへ。あわよくばゲートが空いていないかと思ったがやはりガッチリと施錠していました。うすゆき荘まで林道を行き鉱山跡より登山道らしくなる。それにしても暑い、予報では雨だがカッパを着るよりは良い。山頂北コルより斜度も増しザレ場も出てくる。展望も良くなり遠くは積丹とニセコの山並みが素晴らしい。山頂手前では小規模ながらお花畑となっている、斜面下には多分チングルマの花か白いお花が群生している。今回登り途中ではフギレオオバキスミレ、シラネアオイ、アカモノ、など確認。残念ながら山頂からの展望大平山と狩場山は雲の中でした。



627() 赤岩散策 晴れ 今回は胎内巡りからスタート。はしご、ロープ、洞窟と気は抜けませんが変化に富んでいます。テーブルリッジ分岐、不動分岐と過ぎて大黒岩下部へ。そのまま下りトラバース道となり鳥居がある遊歩道に出る。一度駐車場に戻り中赤岩方面散策、44フェース、西奥壁と散策して赤岩駐車場に戻りました。



628() 三頭山(1009) 晴れ そういえばここ最近の山行は晴れ続きです(^o^)。高速深川経由三頭山取り付きの丸山分岐へ。
しかし駐車場までもう少しというところ、急斜面と砂利のため車が登れず今回は無理せず丸山分岐手前よりスタート。
見晴台、胸突き八丁と過ぎてお花も出てくる。
「エゾノハナシノブ・蝦夷花忍」が今回印象的でした。
国道を挟んで反対側には昨年山スキーで好評だった坊主山が見える。
あいにく大雪方面、利尻岳などは霞んでいて見えませんでした。トーテンポールのような山頂標識で写真をとり無事下山。

           
                             

630() 赤岩登山靴での登攀 晴れ 
久々Hさんと赤岩へ、今回は登山靴での登攀にチャレンジしてもらいました。
赤岩峠は先客の車は
1台のみ、僕の知り合いのガイド車でした(^^ゞ まずはトリコニーバンドルート、ここは最後ののっぺりした所でマントリングが出来ると楽、4段テラス、猫岩、ピナクル最終ピッチと登り東のチムニーへ!ジェードルルート、右カンテルートとトライどちらも懸垂下降で下り無事午前の部終了。
車に戻り昼食後奥リスへ移動。ノーマルルート、ジェードルルート(浮き石が多くここは慎重に!)との登り最後はフリーでファイヤーマンの隣火の見櫓にクライミングシューズでトライしてもらいました。
それにしてもよく登りました。



     四段テラス      ピナクルでの確保  東のチムニー懸垂下降     火の見櫓

 
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