2008年1月の表紙写真

                
1月2日 08年最初の山行を無事終えられました。ニセコの白樺山は昨年12月29日の大雨で麓は一時雪がなくなったそうです。 山自体は12月31日からの大雪でなかなか良いコンデションでした。出初めすぐの開けた斜面にて1度登り返し(勿論山頂もいきましたよ)やや重のパウダーでしたが満喫してきました。そして〆は暖かい気配りの新見温泉で汗を流しスッキリです。

                
1月3日 急きょ臨時で沖里河山に行ってきました。取り付きの深川スキー場は残念ながら今シーズンから営業停止。ならばゲレンデは前面パウダーとの目論見でいざ深川へ。現地は思っていた程の積雪ではありませんでしたが充分楽しめました。ウーン癖になりそう。

                
1月4日 余市にある湯内岳へ山スキー山行。下部の林道は多少藪が出ていましたが山頂台地手前の急斜面は充分楽しめそうだ。この山の山頂は平坦、地形図上で標高点を特定するのはかなり難しい。山頂をあとにして下山開始、丁度天候も回復し絶好のロケーションとなる。各自自分なりのシュプールを描き登りで時間が掛かった林道も割りとあっけなく下山出来リニューアルされた「鶴亀温泉」で汗を流し無事終了。

                
1月5日 芦別にある班渓幌内山にスノーシューで行ってきました。数年前に山スキーで行った時の頂上からの景色は実に雄大だったのを記憶しています。今回は登り3時間50分、下り1時間35分で山頂からのパノラマには裏切られました。が…中腹からの雪を被った木々達の姿は印象的でした。下りも急斜面を豪快?にスノーシューダウンヒルで楽しみラッセルの辛さも報われました。

                
1月8日 藤野焼山の隣にある579峰にスノーシューにて登ってきました。取り付きの旧小鳥の村スキー場入り口に立ち正面の579峰を望むととてもスノーシューでは無理かと正直思いましたが…行ってみるものです、わりと開けた疎林で気持ちよく登れました。ただ表面がクラストしていて少々難儀しましたが…山頂からの景色も良く大変お勧めの山です。

                
スノーシューにて和宇尻山に行って来ました。通常は春香山のついでに行く山ですがオーンズ方面の方からのトライ!結果的には山頂手前の斜面から荒ぶる石狩湾の景色、思っていた程藪ではないルート、登りゆっくりで3時間も掛からずとお勧めの山でした…ただ車が止めずらいかな!?

                
室蘭岳にスノーシューで行ってきました。西尾根から南尾根の予定で白鳥ヒュッテから西尾根へ。しかし雪面より30センチ下にメチャ硬い層があり傾斜のある所では後ろにスリップ、急きょ両コースの沢の中にコース変更。コンタ650付近が悪かったですが何とか山頂へ、山スキー、スノーシュー、ツボ足な沢山のトレースがあり山頂で地元の人と話しましたがやはり例年より雪は少ないそうです。

                
山スキーにてニセコワイスへ。緑館側は2000円にて座席付1時間に1回運行。南側オデブのラブラドールがいる!?方は1500円で座席なし45分に1回運行。結局ラブラドール側から雪上車のトレースを使い1時間でリフト終点(ちなみにリフトは休業)へ。しかしここから稜線はまたまた猛烈な吹雪にあい敗退。ここ数日のニセコ、ついていません…雪はたっぷりだが吹雪のため細かな粒子が降り積もり滑りづらい雪でした。

                
スノーシューにてオコタンぺ山(966m)に行ってきました、天候も良くここ連日吹雪の中の山行から比べるともう天国。ただ全体的に固い層が雪面30センチ程下にあり出だしの急斜面では難儀するが逆に尻滑りで楽しむ会員様も実に楽しそう〜〜。今回はここのみ時間が掛かったが展望も良くのんびりと出来ました。

                
1月19日(土) 晴れ時々曇り スノーシューにて余市天狗岳へ。余市ダムよりスタートしてコンタ200で林道は右手へ、数年前この林道を行ったが今回はそのまま沢を詰める。220分岐で沢を渡るのに持参したスコップが大いに役立つ。コンタ250付近を右岸から何とか突破すると平和なルートとなる。尾根上を行き山頂西ピーク南側の沢地形は地形図からは読みづらく、適当な場所から突破する。それにしても途中から望める791のツインピークは登頂意欲をそそられる。山頂まで3時間50分、下り1時間50分。稲倉石山に続く稜線はいつかトレースを残してみたい素晴らしい尾根に感じる。余市川温泉に入り札幌へ。

                
1月20日(日) 双朱別岳 
取り付きで準備をしていると江別から来られたという男女2人と対面、僕の車を詰めて何とか2台分を確保。こちらのお二人とは結局抜き抜かれつで日高高原温泉で再び再開しました(^_^;)またどこかで会いましょ〜。数日前の踏み跡かスノーモービルの形跡があり林道上のラッセルは楽をさせてもらう。1038m点付近より尾根地形に取り付き森林限界を過ぎたあたりより進路を山頂へ、出発時は晴れていたが徐々に天候も悪化、猛吹雪の中山頂へ。証拠写真?のみ写し風下の東斜面でシールを剥ぎ登ったトレース上部までトラーバース。多すぎも無く少なくも無く滑りやすい雪でした。一気に林道まで下り体も冷えていて早々と車へ。

                
1月22日(火) ST 股下山(820m) 晴れ 500m標高点より取り付く幸い数日前と思われるトレースがあり在り難く使わせてもらう。740ポコよりやや東側に広がる大斜面に出てややヤブのうるさい尾根上へ。右手には白井岳より伸びている1020峰が鋭い山容を誇らしげに披露している。1時間30分程で山頂へ。もう少し足を伸ばして休憩、パンを頬張っていると白井本峰がぼんやりと見えてきた。下山時山スキー、スノーシューの混合チームとすれ違いツゲ山や、四峰を見ながら下山。

                
1月23日(水)山スキー 沖里河山(802m) 晴れ 深川スキー場の旧コースを適当に山頂へ、雪質はサラサラで今シーズン最高の雪、約2時間半で山頂に付南南西方向には来週御邪魔する音江山のパウダーエリアが見える。まずは山頂東斜面を滑り、ある程度降りた所で809に上り返す。最近ここの斜面はスノーモービルに荒らされているらしく今回もモービルのトレースがある。幸い降雪は充分で深雪を充分楽しみ再びシールを張り旧ゲレンデへ。もう少し斜度が欲しい所だが充分パウダーを堪能し長い1日が終わりました。

                

1月24日(木)ST八剣山(498m) 雪 

天気予報は最悪、しかし当日は思った程荒れていなく催行しました。降雪の中西口登山口をスタート、ここはちなみに駐車スペースは実質ありませんので…。降りしきる雪は多いが風が無いのが幸い、しかし昨日の積雪量は半端じゃない!うっすらと残るトレースから外れると底なし泥沼…いや粉雪底なし状態。それでも標高差が少ないのが幸いで山頂北尾根に出てから稜線手前まで約1時間30分。斜度も出てきたのと数日前の登山者だと思うが尻滑りのトレースがあり固い層がある。ツボ足で山頂まで残り約30m…風の無い山頂から思っていた以上の展望に満足。して「定山渓湯の花」で汗を流し無事終わりました。 

                 

  1月27日(日)ST中愛別山(818m)曇り時々雪 

 愛別町北側にある土砂の置き場か?広い建物のある取り付きへ、先客のモービル2名が準備をしている。こちらが早く準備が出来、林道から進む。432ポコを巻き山頂西側、沢地形に入る。そういえば途中に雄鹿の死骸があり狐がその腹を満たしたのか雪面に穴が開いていて偶然お客さんが見つけました。沢の中は出だしこそ所々脇を通りましたがおおむね歩きやすい、適当な所で南側の尾根に取り付く。今回一番の急斜面だった。尾根上に出てからは10分くらいで山頂へ、生憎小雪交じりの空模様で以前に来た時は北大雪の山並が望まれたが今回はなにも見えず…モービルの音も聞こえ何に興奮しているのか時折話し声が聞こえる。15分程休憩後下山、苦労した登りもアッという間に下り無事終了。
                

  1月28日(月) ST体験山行 塩谷丸山(629m) 晴れ 

 体験山行なので車内で装備の説明から初めてイザ塩丸へ。週末でかなり登山者が入ったのかいたる所トレースだらけだった。山頂からは大黒山、余市天狗、積丹岬、ローソク岩と大パノラマでした。下山時には山ブドウも取れお土産付となりました。

                
  1月29日(火) ST 白旗山(321m)&有明の滝 晴れ  

 僕自身も登ったことが無い白旗山!まずは競技場の方から行くがとてもスノーシューでズカズカ入る雰囲気ではない。場所を変更して有明より入ってみる、こちらは全然人気が無く静かに登れる、ただ地形図に出てこない道も出てくるのでこの点要注意!「森林復元実験区間」自然の力で…云々…立ち入りは御遠慮くださいとの立看板がある。特に自然に影響は無いと思い入らせていただく。白旗山山頂は思った程展望は無かったが、というかまるでない、途中梢越しに支笏湖方面の山々が望めたが… 反対方向から来たトレースもありお手軽な山なのだろう。下山して有明の滝へ、ここは車が止めずらかった。

               
   1月30日(水) 山スキー 音江山(795m) 晴れ後曇り 

 今シーズン最初の音江山、以前は沖里河温泉まで除雪が入っていたが現在は砕石場事務所まで。念のため一言断って置かせて頂く。沖里河温泉手前より尾根に取り付き稜線から巻くように沢地形に入る、通常の渡渉点は所々沢が口を空けてている、やはり雪不足なのか…すぐに尾根に取り付きそのまま山頂へ生憎の空模様で一服後下山。オープンバーンを拾いながらの滑降、上部ではガスが立ちこめ今一視界不良。沢まで下り下部ワイドバーンを上り返し再び雪と戯れる、ウーン至福の一時。林道に出て苦も無く下山、事務所でお礼を忘れず「まあぶ」の温泉で汗を流す。いい山ダ!

               
  1月31日(木) ST 分監山(459m) 晴れ 
 
 途中視界不良になるぐらいの降雪だったが取り付きに着くと快晴。林道から南尾根末端にドンドン高度を稼いで行く、何せ雪が軽く膝下のラッセルとなるが苦にならない。前ピークからは石狩川に沿った平原がどこまでも伸びて行く、工場からの煙はまっすぐと上空へ消えてゆく…軽いアップダウンを繰り返し待望の山頂だ。ピンクのデポ旗があるのみで静かなる山頂だ。眼前の三角山が迫力はる山容を披露してその背後にはぼんやりと隈根尻山も望まれる。素晴らしい山だ!!!



                            
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