3月5日 岩子岳(802m) スノーシュー&ピッケル、アイゼン山行

 実は今シーズン3度目の岩子岳。1日目は八雲町さらんべ公園にてテントを張りました。
禁止とは思いつつ適度な明るさと静けさで快適に眠れました。
翌朝早朝出発。まずは町内のコンビニで朝食を済ませて取り付きの雲石峠へ移動。
ロープ、アイゼン、ピッケル、バイルとフル装備で出発。
思ってた以上に積雪がありラッセルに汗をかかされる。
528m点と次のピークあたりまでは稜線よりやや東側をすすむ、最初の頃は忠実に尾根を進み結構なアップダウンでした。

目指せ岩子 雄鉾岳

 544m点付近は相変わらず雪庇が発達している。
標高610m付近よりアイゼン&ピッケル。ロープを結びあい前進開始。
ここからの標高差50m程は前回全層雪崩で草付きとなっていて下りの時難儀しました。
今回は湿雪がびっちり付いていてだだのラッセルでした。
ほどなく雪崩れていない硬い雪面となりコンテで進むが危険を感じてスタッカットに切り替える。
3ピッチで稜線に到着、再びコンテで稜線を進むが雪庇が発達し危険なので途中より北側の斜面を進む。
1度はヒドンクレパスというには大袈裟だが見事にはまってしまいました。
2時間30分で山頂到着、今回も大展望とは行きませんでしたが途中からのオボコ岳、冷水と白水、小鉾岳など満喫出来ました。
稜線を戻り上部硬い斜面は安全第一、確保を万全にして目標物を指示し下りてもらいました、3回の下降で草付き斜面に到着。
コンテで下りデポしておいたスノーシューとストックの場所まで到着。
再びスノーシューに履き替えてアップダウンのある稜線を車まで戻る。
リニューアルされたおぼこ荘で汗を流し札幌に戻りました。

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