3月25〜27(金〜日) 知床岳(1254m)山スキー山行 

 実質日帰りアタックでの知床岳。1日目は延々と羅臼に向けてのドライブ。宿泊先の旅館きくやはなかなか良かったです。

 いい斜面が広がる

翌朝取り付きの相泊へ、しかし途中から除雪が入っていなく4WDの我が愛車でも一苦労でした。
海岸を番屋を見ながら進みカモイウンべ川を渡る。尾根の末端から取付くが雪面は固く結局スキーを両手に持って尾根上に上がる、まさに標高0mからのスタート。
なだらかな尾根上を進むが上空では知床の強風が吹き荒れている。しばらく進むがこの天気で稜線に出ても風に遮られて無理と判断。
早々と下山を決意。翌日にアタック変更。
車まで戻り「北の国から」でのロケチセセキ温泉やヒカリゴケ、知床ビジターセンターと観光をする。
今回本州から参加者のチケット変更が問題でどうやら丘珠経由で予定通りの飛行機で帰れそう。
2日目は午後からじっくり休んでもらい明日のアタックに備える。


3日目朝、昨夜も強風が吹き荒れていたが大分天候は回復。相泊取り付きへ。昨日と同じくカモイウンべ川を渡る。尾根の末端から取付く。標高434、520と順調に進む。
650mピークを越すのが難題で東側から何とか巻いてゆく、ここでスキーアイゼン装着。さらに進むが雪面も固くピッケルアイゼンに足場を変更。814をクリアー標高950m付近まで行くが殺人的な知床の風に前進を阻まれる。

悔しいがここで下山を決意、眼下には流氷を抱くオホーツクの荒波が「また次回にしなさい」と語りかけてきました…1日延ばしたのに…残念。
下りは814m点から西側の沢地形に入る、これが滑りやすく登りアプローチももちらから来れば楽でした…。標高150ラインで登りトレースに合流、無事相泊ヘ。
本州のお客さんと中標津で別れて一路札幌へ…11時15分着となりました。


なかなかの斜面 無事戻りました

また来年チャレンジしたです。

                
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