エンプティー


 これは春先に長かった下ホロカメットク山行も終えた帰りのことです。
先輩が運転する車は新得で給油。
僕はこの時タイミングが悪くガソリンスタンドに入りそびれる。
携帯電話にて先輩にこの先清水町で給油しますと話伝える。
この出来事がその先ドキドキドライブの始まりとなりました。

じつは下ホロカメットク自体、結構時間が掛かりすでに遅い時間。
おまけに日曜日で営業しいているスタンドも少ない。

目的の清水町にゆくと見事に何処も閉まっている。
日勝峠を越え夕張にて給油という希望的観測も、ものの見事に砕かれました。

すでに給油ランプは峠を下る頃から点いたり消えたり
先輩に事情を説明するとお互いの給油口を近づけてポンプで僕の車に給油するとゆう方法を
試みる。
たが肝心のポンプが無い。
僕は数件近くの民家に事情を話して灯油ポンプを借りるが真夏のその時期にすぐに用意出来
る民家もない…
それでも給油ポンプを求めて捜索?するしかない。
ようやく借りられた民家からポンプを借りて無事給油完了。

それ以来僕の車には灯油ポンプが片隅に乗っています。




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