バングラッシー


 この話は僕が24歳ぐらいの時にインドのプリーとゆう町にいた時の話です。
当時インドは州により法律も違いこのプリーとゆう町では麻薬の類は禁止されておらずバング
ラッシーとゆう麻薬(そんなに強烈なものではありませんが)入りの飲むヨーグルトが売ってい
ました。

その時は同宿の日本人数人でこのバングラッシーを試しに行こうと喫茶店へ行きました。
早速全員バングラッシーを注文。
30分程たっても特に変化も無く「なんてことはないね〜」などと話しているうちに向かいに座っ
ている青年と目が合った瞬間いきなり抑えようのない笑いの固まりがこみ上げてきました。
何かよく解らないのですが目が合った青年と僕だけが笑いが止まらず、その後も1時間近く二
人で笑いまくっていました。

とにかく何か外から刺激を受けただけで笑いがこみ上げてきて生涯これほど笑ったことはあり
ません。

宿に戻り大分落ち着きベッドに横になると今度は天上がグルグル回りだし何かたとえ様もない
不安が襲ってきました。
幸いこの不安な状態は5分ほどで終わりました。
結局麻薬の?類に手をだしたのはこの時が最初で最後です。

くれぐれもマネはしないでください。



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